星印のビール 
7回 2004/7/28(Wed)

只今、札幌大通り公園でビアガーデン開催中、ビール好きには嬉しい盛夏の到来です!
インドネシアのビール「ビンタン(星の意味)」はオランダ植民地時代の置き土産で、すっきりとした飲み心地が特徴のハイネケン・ビールと姉妹品です。一昔、生ぬるいビールに氷を入れられて仰天!でも、冷蔵庫も普及した今は美味しいはずですが…、何故かインドネシアで飲むとすっきりしません。これは銘柄に関わり無く冷房無しの場所で飲んだ感想です。
ググ〜ッ!一口目のビールは確かに「旨い〜ッ!」。飲む、体が火照る、飲む、更に火照る。そのうちに熱帯特有の重い空気を全身で感て、惰性で飲むのはいけませんね〜、モヤモヤした疲労感と睡魔が。あと口のさっぱり感はまったくないのです。
「真夏の東京で飲んだビールは旨くなかったな〜」札幌の友人の弁です。ビールの旨さは湿度と絶対に関係がある、と私は思っています。
「ミューヘン・サッポロ・ミルウォーキー」北緯40〜50度に位置した都市でビールが美味しいと謳(うた)われた星印サッポロビールのCMコピーは本当だったのかも知れません。
サッポロで飲むビールはや〜っぱり「旨い!」です。




ワンピース&巻きスカート
6回 2004/7/12(Mon)

ミシン掛けは下手なのに好き。
こんな私が縫うのは直線縫いだけで仕上げられる大雑把なワンピースです。当然、襟、袖、裏地、裁断パターンなし、デザインは全部同じの立体裁断です。
と、言ってもインドネシアのバティックか絣布で作る夏のワンピースは一味違うと自負しています。
それぞれの布は両サイドか天地には必ず模様が施されているのが特徴です。模様部分を斜めになるようにして前後の身ごろのサイドに一緒に縫いこむと、裾に変化が付きます。斜めの布は浮いているので一見ワンピースに巻きスカートを組み合わせたかのように見えます。前・後のもう片方の布の端は共布のリボンで結びます。
小柄な私は一着分の布を余すことなく使いきります。
画像:左はバリ島ギャニャールの絣布、右はスマトラ島ジャンビのバティックでデザインは同じでもそれぞれ雰囲気が違って仕上がるのでお得です。




母の帯
5回 2004/7/4(Sun)

インドネシアと日本のロウけつ染めの違いを見ようと母の塩瀬のロウけつ染めの帯を出しました。
[えッ!これは?]
私が声をあげた訳は、母の和服類は3人姉妹で平等に形見わけしたはずなのに、塩瀬のロウけつ染め帯以外にしぶい江戸更紗帯が私の元にあるのです。
江戸更紗帯を一本は欲しいな〜、と思っていただけにドキッとしました。
私がバティックの仕事をすることを察しているかのようです。
母は特別な想いがあってこの帯を締めていたのでしょうか?帯を見ていると母が着ていたその頃の着物も瞬時に思い出すことができます。
若くして逝った母の年齢を超えた私ですが、
「この帯とあの着物はやはり母が一番似合っていた」
と、いっとき母を想っています。





アジア・亜細亜・ASIA
4回 2004/6/15(Tue)

学生時代に吉祥寺で観たアメリカ映画「スージー・ウォンの世界」はアジアに憧れるきっかけだったのでは…と思います。香港の娼婦スージーとアメリカ人画家の香港が舞台のラブストーリーです。
東西の文化が混じりあったエキゾチックな香港の街並を行き交う人々の生活に私は溶け込めそう!この親近感はアメリカやヨーロッパ映画に憧れるのとは全く異質な感覚でした。
まだ、アジアングッズを売る店は皆無だった中で数寄屋橋付近に並ぶ外国人向け「スーベニールショップ」の中国の刺繍、インドの壷、ジャワ更紗、タイの宝飾品等民族色の濃い形や色に無性に魅かれてゆきました。
それから十数年が過ぎた70年代、始めての東南アジア・バリ島へ。宗教を中心とした島の暮らしに感動!ジャワのバティック工房で感銘を受けてアジアへ憧れる気持ちは身じかな世界に取って代わりました。
それ以来、私の暮らしはバティック制作にとつながり、アジアの様々な色や形、匂と味、音と時そして人との出会いに彩られているのです。




手の平のツボ
3回 2004/6/9(Wed)

手の平にあるたくさんの「ツボ」の中で集中力が増す「ツボ」は親指の付け根付近…?と、私は密かに思っています。
インドネシアバティックの技法は布を左手の平にのせ親指の付け根付近をキャンバスとみたてて加熱ロウで線や点を描きます。
従い親指の付け根付近はロウの温もりを感じます。
バティックが仕上がるまでに要するおおよその割合はロウ引70%,彩色25%、その他5%です。長時間のロウ引き作業はバティック制作が好きか嫌いかの分れ道のようです。
ロウ引き作業が好きと感じた時から親指の付け根付近の「ツボ」は温灸効果を受けている状態なのでしょうか作業に集中できて、更に肩こりもなく血液循環も良好です。
ちなみに、人間の手は右で気を出して左手で気をうけるように出来ているので仏像が右手をかざして左手で受けるような形なのだそうですよ。






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