バティック布の額縁
27回 2005/1/25(Tue)

作品が仕上がる都度の額縁選びは楽しみのひとつで、子供に晴れ着を着せたい親心にも似ています。
バティック絵画の額縁は金か銀の派手目が私の好みです。が、インドネシアのバティック布をフレームの四方に張った私のオリジナル額縁は結構好評です。
控えめな色がちりばめられているバティックにはどんな色彩を帯びたバティック絵画でも似合うのです。そして、暖か味ある木綿の感触でしょうか?絵画を包み込んでいるようにも見えます。
買い集めたバティックを額に活かせて幸いです。バティックは表具にも使われたり、テーブルウエァーや洋のインテリアにも似合うので多面的なイメージを含んだ布と言えますね。
最近、私の失敗作は裁断してフレームに張っています。失敗した布には罪はない・・・そんな気持ちも込めての利用です。
画像:ジャワ島北部海岸プカロガンのバティック布の額縁。




アリとキリギリス
26回 2005/1/17(Mon)

シンシン・シンシン雪の降る風景を暖かな部屋から見る度に思い出すのは、子供頃に観た寓話イソップの「アリとキリギリス」の挿絵です。
アリの家は暖かい暖炉とテーブル1杯のご馳走。絶対にアリの生活が良い!でも、夏は音楽を奏でる楽しげなキリギリス。私は絵を描いて暮らしたいのでキリギリスも良いな〜。でも冬は寒い外で骨折したキリギリスの惨めな姿。駄目!だめ!キリギリスにはなりたくない。そうは思ったのですが学芸会での私の役はキリギリスでした。台詞は一つ「あッ・・・雪が降ってきた」・・・みじめ・・・。
この寓話は翻訳された国によってアリとキリギリスの善悪の立場が入れ替わるのだそうです。アリはキリギリスを食べてしまったとか、キリギリスに言った言葉が「自業自得!」。何処の国の翻訳でしょうか?冷酷。
あるいは、音楽の価値を理解出来なアリは哀れ者。私服を肥やす為のみに働くアリは悪人。アリはキリギリスの音楽に心を動かされてチケット代を払い、キリギリスは冬も温かな部屋で暮らしました・・・とか様々です。翻訳された国柄には興味がありますね。
今、私はキリギリスでしょう。が、今の日本が翻訳をするとしたら・・・善悪は入れ替わるのでしょうか?




筆不精
25回 2005/1/6(Thu)

頂いたお年賀状の懐かしい手書きの文字に接して、反省することは私は筆不精になってしまったことです。
フッと思いだす友人知人にお便りを出す回数がめっきり減りました。
20年ほど前に指の関節を痛めて、長時間ペンを握ることが出来ずワープロを始めました。手書きの手紙はこんな理由から次第に無くなるのかな?と、抵抗感はあった筈なのです。が、今ではPCでやすやすと手紙を打つこの無神経!これ以外にも、日常の暮らしの中で気にしなくなった習慣は結構あるもので、あれこれと捜し出すと怖くなります。
私のお友達で凄い人がいます。彼女は仕事が始まる1時間程前に出社した時間を手紙書きにあてて、E-mailとfaxと手書きを使い分けをしているのです。それを何年も続けているそうですから素敵な習慣です。「お元気ですか?」の気持ちを通いあわせることが大事なのですね。頂くお手紙は暖かさを感じます。




365日
24回 2005/1/1(Sat)

あけましておめでとうございます。

今年も良い年を一つだけ重ねます。焦りは禁物です。毎日を丁寧に暮らせる1年であります様に。
1年が365日間は程よい日数ですね。もし1年が150日間ならば早々に年を取ってしまう…こんな事は構わないのですが、短すぎて目標達成まで落ち着かない1年間になりそうで困ります。
最短距離で目的を達成させる事は私の性格上とても無理です。こんなペースでよろしければ、この日記共々も今年もお付き合いをお願いいたします。




来年も亀年
23回 2004/12/28(Tue)

1年の終わりにあたり、制作意欲が途切れなかった今年の私は花丸で過ごせました。沢山の作品を染めた分、沢山の失敗作も染めたので制作に掛かった半分の時間は物理的には吐露。失敗作は次の作品のためのテキストにしましょう。
言い尽くされた言葉ですが「失敗は成功の素」。要は時間を惜しまずにゆっくり、しっかり行きましょう!って事です。
だから来年も私にとっては亀年です。
十二支の意味と動物が選ばれた訳を調べてみたのですが、難しくてここでお話するのはパスです。ごめんなさい。
ところで十二支の動物は皆、亀よりは足が速いですね。亀は十二支選考には最初から参加しなかったのでしょうね。足が遅くて選考されなかったのでは無いと私は思っています。
1年の〆にしてはシマラナイ話になりました。意味の無い事を口走る私ですが来る年も宜しくお付き合いくださいませ。
画像:亀形の素焼き皿はバリ島の宗教儀式用です。帰国の折に壊れたので破片をつなぎ合せて今は飾り皿にしています。亀裂が正に亀甲です!





Page:[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15]




Copyright(C) アトリエ・クリップ Yuko Nakata.All rights reserved.