これも借景?
32回 2005/3/17(Thu)

桃の節句で飾っていた枝から葉の芽が出ました。
でも、華やかさには欠けるので花を飾るメインの場所から部屋の一隅に移しました。
そこの壁には紅白の梅のバティック絵が掛かっていて・・・、えッ!好都合〜〜〜〜!
「枝」と「絵」が借景の関係になりまるで梅の返り咲きの雰囲気です。偶然知ったこんな飾り方、今はとても気に入っています。




バリ島の新年
31回 2005/3/6(Sun)

今年のバリ島の新年(ハリ・ニュピー)は3月11日。バリヒ
ンドゥー教徒は断食と瞑想の一日です。バリ独自のサカ暦(1年354日あるいは356日)で決められるので太陽暦にあてはめると毎年新年の日付は変更するので旅行者は事前チェックが必要です。
それは、外国人を含むバリ島内全ての人々に適用される厳格な規則のある1日だからです。24時間飲食や火や電灯の使用、勿論外出禁止。会社も商店も休業。国際空港の離発着禁止・海港も閉鎖します。
忘れもしない28年前の新年、私は静かになったデンパサールのガジャマダ通りが見たくて外出をしました。すかさず数人の男達に取り押さえられて滞在先のホテルへ強制連行!強烈なカルチャーショックを受けたと同時に、独自の慣習を守る強い姿勢はバリの魅力、と実感する出来事にもなりました。バリ島の情報は皆無でまだ言葉が通じなかった頃の失敗談です。
現在、日本の外務省渡航情報も警告していますし、多くの旅行者は静寂な新年は自然と向き合う貴重な時間と共感しています。その反面、都市部に住むバリの家庭ではカーテンを引いてビデオ等を観ながら柔軟に過ごしているのも事実です。
画像:新年のお飾りペンジョールのトンネルが続く光景は不思議な美しさがあります。




花のある暮らし
30回 2005/2/25(Fri)

暮らしに生花は欠かせないのですが無い時は植木鉢の葉を切って緑だけを飾ることがあります。そんな時に音楽家の森みどりさんが仰っていたお話を、生徒さんのお一人からお聞きしました。
それは、生花を飾る気持ちで花の写真や絵または花の写真集を見開きで飾るのだそうです。
数年前にリフォームをした時に私はあえて部屋の一角に花を飾るためだけの小さな指定席を造りました。お話を聞いてその場所にバティック絵画の小品作を置いてみました。「我田引水」ですが良い感じです。壁に飾るのとは違う一石二鳥の効果があったのです。
生花に勝る花を染める事は無理ですが、染めの花が生きているか否かを染めることは可能です。生花指定席は染め絵画が生きているか否かの審判席にもなったのです。花の絵は華やぎや安らぎを与えてくれる、そんな一枚を染めたくて私は制作しています。




衝動買い
29回 2005/2/15(Tue)

意外でしょうが額縁は流行のある商品です。
迷いに迷って買いそびれると・・・売り切れ!こんな後悔を何度もしています。春の服をパスしてでも、今年初の衝動買いは額縁です!
額縁選びは原画を額縁店に持参して実際に目で確認。また、想像以外の額があう場合もあります。私は額縁を観て一瞬沸いてくる絵のイメージも大事にしています。
知人の料理研究家は似たような事を言っていました。献立が決まらない時は戸棚に並ぶ食器を取り出してそれをジ〜ッと観ているとイメージが沸いてくるのです。と。
それで私も献立が決まらない時は器とジ〜〜〜ッとにらめっこ。
そういえば大皿や鉢を別名「にらみ皿とかにらみ鉢」と呼ぶのはこんな理由からでしょうか?イメージの泉は多いに限りますね。




ガラスのバティック 
28回 2005/2/6(Sun)

厳冬の朝、ガラスに張り付く氷の結晶模様は恐竜が棲むジャングルの様で、幻想的な氷の世界は子供時代の思い出です。
5年前に訪れたジャワ島中部の街ジョクジャカルタで同じ様子のガラスを発見!熱帯の街で氷の結晶???
ナトゥール・ガルーダ・ホテルの正面玄関のドアに手を掛けた時、ガラス一面に広がる氷の結晶模様が目に飛び込みました。えッ!こ・れ・は・・・バティック模様?!それはツゥンブ・ツゥンブハンと呼ばれる植物がからみあう模様で、滑らかな凹凸をそっと撫でると型抜きのガラス食器の感触でした。意外な場所で出会ったバティック模様には感激です。
ジョクジャカルタはバティック生産の古都。ホテルは1905年のコロニアル風建築です。街の歴史に寄り添ったバティック模様のガラスをはめ込むセンスのよさに、更に感激です。
画像:不鮮明な写真ですがバティック模様のガラスドア。





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