各国それぞれに
42回 2005/7/8(Fri)

インドネシアはロウの加熱に灯油のコンロを使いますが、日本は画像のような電気鍋を使います。
「へ〜ッ、日本は電化!」と驚いたインドネシアの職人さん達。
最近、Netサーフィンで初めて知ったのが、アメリカの電化チャンティ!
「へ〜ッ、アメリカらしい」と驚いたのは私。
そのチャンティンはコードが持ち手に繋がりロウはチャンティンの先にある小さなタンクの様な処に収めるようです。
と、言う事は加熱の温度は手元で調節?
試してみたいな〜、どんなロウ線になるのでしょう?
でも、made in USAであればアダプターが必要なのでは?…。
国それぞれに技法も道具も違っているようですね。




踊る葉
41回 2005/6/30(Thu)

その名を「「カラテア・ピクツラタ・パンデンへッケイ」。
絶対に覚えられない名前です。親友が個展会場に贈ってくれました。
うちわ程もある葉の表面は人工的創作風、画像でワインレッドに見えるのは葉の裏面です。この葉はバレリーナーが輪を創って踊る綺麗な動きに似ていて、とても魅力的な観葉植物でした!
その様子は寝そべるように葉が平たく広がったり、バンザ〜イをするように直立して裏面のワインレッドを見せたり…と。さらに湿度が低い時は葉の両側がくるりと巻いて「環境が良くないよ〜」と叫びます。
葉の動きは光の明暗…と暫く観察をしていたのですが、太陽光線が全く届かない場所に置いていても規則正しいパフォーマンスを見せてくれます。多分、日の出と日の入りを感知しているのでしょう。でも、ひょっとして月の満ち欠け?なのでは。
友人曰く「宇宙を感じて生きているのね?利口すぎてこの植物の前では悪口はいえないわね」
以前から染めのモチーフにと思っていた葉ですが、個性的な性格を知ってしまうと、染めのモチーフでどう扱っていいのやら…、ちょっと難しくなりました。




お楽しみはこれから
40 回 2005/6/16(Thu)

個展が終了して10日が過ぎました。
時間と共に様々な思いが頭と心の間を行き来しています。
2年間の制作作品を僅か6日間だけギャラリーの空間で一同に並べられる機会はこれからの行き先が見えてきて、私にとって良い時間でした。狭い仕事場では出来ない事です。
私の仕事は暮らしの中にある陰と陽の「陽」を分担していると思っています。
観てくださった方が気持ちよくお帰りいただくことと、嫁いだ絵が暮らしの中でお役に立てたのなら、仕事の冥利に尽きるのですが…。
制作上起こる心の問題やこれからの課題を抱えながらも「お楽しみはこれから」。
個展前のゴチャゴチャした心配、不安や緊張から解放された今、札幌はすがすがしい6月になっていました。
画像:壁面一隅にはお部屋を思わせる小品作を展示しました。




余韻
39回 2005/6/8(Wed)

6日間の個展終了後、残るのは反省と疲れと安堵感とそして次回への意欲です。
会場に足を運んでくださった方々へ心から感謝を申し上げます。
嫁ぎ先が決まった作品が暮らしの中で可愛がられながらお役に立てましたなら幸いです。これは親心にも似ていますね?
終了直後なのでまだ言葉がまとまりません。
後片付けをしながら感じた事を徐々にお話いたしましょう。
画面中央のパーテーションは約30号と50号サイズのロウ引きのみの布です。バティック作業工程の説明にと作ったのですが好評!踊る滑らかなロウ線と緻密模様のコントラストが引き立っていました。




個展を目前に
38回 2005/5/29(Sun)

いよいよです。
今週2日からのバティック絵画展を目前にすると言葉数が少なくなります。
この2年間、作業をしながら考えていたことが作品に表れているのでしょうか?
バティックの技法を教えてくださったインドネシアの職人さんが仰った「チャンテインで描く点々は細胞なので布に命を吹き込む作業をしているようなもの」と。私の制作姿勢はこの言葉で決まりました。果たして…命は布に吹き込まれているでしょうか?
「テーマは何?」この質問をされると私は答えに詰まります。あえて言葉にすると私はバティックとどう向き合っているのか、がテーマなのかもしれません。
抽象的な言葉なので判りづらいかも知れませんね?
作品を前にすると…口下手になってしまうのも私の癖です。

観る方が自由なイメージとテーマを感じてくだされば充分なのです。
来ていただけるかしら?心配は既に数週間前から始まっています。
初の試みとしてバティックの灯りでお迎えいたします。






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