夏のクリスマスツリー
47回 2005/8/30(Tue)

マレーシャのクアラルンプールから車で1時間半の小さな村クアンタンへ友人と息子さんの3人で出掛けたのは6年前。インドネシアバティック留学からの帰路でした。
この村の川下りをしながら観るホタルは摩訶不思議!
同時点滅を繰り返すクリスマスツリーのイルミネーションそのものなのです。
マングローブの一種であるハマザクロ科の樹の蜜を求めて集まるホタルの点滅は夢かと見まごう美しさ!この世にこんなにも美しい静かな光があるなんて!
蒸せかえる暑い亜熱帯のその夜は新月で真っ暗。そんな夜のクリスマスツリーは私の体全体に沁みこみました。
夏が来るたびに夜の空を仰ぎ目を閉じると、あの夜のあの光が蘇ります。
「この夜は3人だけの貴重な思い出ね」
呟いた友人と再びその村を訪ねたい、と今年の夏もそう思っています。
同時点滅はオスだけでメスを誘うのに効率が良いからだそうです。
賢い!
追筆:「当地の写真撮影は禁止です」と、日記を読まれた方からお叱りを受けましたがご安心下さい。画像はCG作成です。




ソーダー・グゥンビラ
46回 2005/8/18(Thu)

残暑お見舞いに、冷たいお飲み物をご紹介しましょう。
私家では子供の頃から夏の定番飲み物でも、友人の前で飲むとこぞって気持ち悪がられるサイダーのミルク割りです。
それが、なんと数年前からインドネシアでお子様向けソフトドリンクとして登場したのです。
その名をインドネシア語でsoda gembiraソーダー・グゥンビラ「嬉しいソーダー」の意味です。
インドネシアはミルク代わりに練乳を使い、スプライトのイチゴ味とミックスしたものが好まれています。最近ではインスタントの小袋まで売っています。
ジュワ・ジュワ・ジュワ〜、この口当たりの良さはどちらの国で飲んでも子供の頃の懐かしさを感じて、私にとっては本当に「嬉しいソーダー」なのです。
サイダーを先に注いでからミルクを加えると分離しません。
お味の方はホショウしますが・・・まずは一度お試しください。




日傘
45回 2005/8/12(Fri)

今年も全国的に猛暑の夏が続いていますね。
最近、日傘を差す人が多くなったのはUVカットとか美白肌願望が理由で年齢にかかわりなく、ちょっとした夏の流行になっています。
私も数年前から日傘を差すようになり、陽射しが厳しいバリへ行く時は必ず持参しています。ところがバリの人は日傘を差す習慣は無いようでどんなに陽射しが厳しくても新聞紙などをかざしたり雨傘を差している人がチラホラなのです。
この夏、オリジナルの日傘を染めました。
モチーフはヤツデの葉とグロリオッサリリー。
画像では見づらいでしょうが、バック全体に点を散りばめた3段階のグレー地です。
「暮らしを楽しむ染め」を謳い文句にしている私は紺屋の白袴状態でしたから、少しは汚名返上です。
まだまだ暑さが続くのを密かに喜ぶ今年の夏です。
日傘:田中直染料店さん(リンクサイトをご参照)で縫製済みの染め専用商品を購入出来ます。




5年物の米酒
44 回 2005/8/4(Thu)

ブレムは赤米で造られたバリ島のお酒。ライスワインとも呼ばれています。バスケット入りの小瓶が気に入り買ってから4〜5年は過ぎていたでしょう。
ある年の我が家でアルコール類を飲み干して仕舞って全く無くなったのです。そこでハタと気づいたのがこのブレム酒!
「古いので味は保障なし」と、友人に言いながらリキュールグラスに注いでググッと、一口。
「うん?!?!?何?この香りとコク!!美味しい〜〜〜」これもビンテージと言うのでしょう?その味は・・・私が知っている限りの「紹興酒」と「老酒」と「柱花沈酒」をミックスした様な?・・・癖のある甘い味と香りは確かにアジアのどこかの国にあるお酒だろうと思わせる、妙で・・・不思議で・・・私好みのお酒の味なのです。
美味しいブレムを飲むまでに4〜5年かかる事に気がついたのは、こんな偶然からでした。
この話を次回バリへ行った時にバリの友人に話すと
「そうだよ」
でもバリでは、売る誰もが「これ、新しいよ!」と言って勧めるのは何故でしょうか?
まだ、残っているブレムはいつ飲みましょうか?ゴックン!




白く染める
43回 2005/7/20(Wed)

白い牡丹を頂いたのは昨年の今頃、初夏でした。
1年が過ぎてもまだ、私は白い牡丹を染めることが出来ずにいます。
白い布をそのまま白く残せば白い花になるのですが…、この手法を何度か試みても、浮いてしまった白はバッチワークみたい。
周囲の色と馴染みながら白を白で染めたかのような風合いが出てくれるまでには、まだまだ試行錯誤が必要のようです。
画像:貴婦人の胸元のギャザーような花びらです。ちょっとライティングに凝って…気にいった写真は撮れたのですが。





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