鎮魂
52回 2005/10/11(Tue)

10月12日の3年前。
そして今月1日。
日本のマスコミから既に忘れ去られたかの様なふたつの日。バリ無差別テロは多くの犠牲者を出し、平和な島に大きな打撃と悲しみと怒りを与えました。
インドネシアはもとよりバリ島に思いを寄せる私はそのショックはあまりにも大き過ぎて、決して忘れられません。
そして、バリの人たちが痛手を乗り越えようとする決意を二度と踏みにじられる事がありませんように祈るばかりです。
ご冥福を心からお祈りいたします。




何故!また、バリで・・・!
51回 2005/10/2(Sun)

悲しい事件がまたバリで起きました。
10月1日(土曜日)夜8時頃(バリ島時間)ジンバランとクタ地区で連続爆破事件。2002年10月12日のテロ爆破事件から3年をむかえよとしていていた矢先の事件です。
土曜日の午後、私はバリでバティック体験をして戻った友人のビデオを観ていました。「ユウコサ〜ンいつバリへ来るのですか〜〜?」と、工房の方々が手を振ってくれるビデオメッセージに思わず手を振り返し、懐かしさのあまりウルウルさえしていました。
その数時間後、ネットでバリの事件を知ったのです。さっきまで観ていた工房の皆さんのショックと悔しさを思うと涙が溢れてきました。
確かに先月の在ジャカルタ日本国総領事館からのメルマには「9月〜10月にインドネシアの主要な都市でテロ発生の可能性」の警告は出ていました。で、ありながら何故警戒の網をくぐりバリに潜り込んだのでしょう。
時間と共に明らかになる被害者の数は増しています。
前回のショックと打撃からやっと立ち上がったばかりのバリ。
何故!またバリが・・・!何故!




空地の秋
50回 2005/9/30(Fri)

街中に住んでいる私が秋の草花を眺める事が出来る場所は、空き家になった庭先と放置されたかの空地です。
散歩をしながらそんな一角を捜しています。「道草を食う」とはこの事でしょうね。
雑草と呼ばれる雑草が勢ぞろいした間に伸びているのは蓼、水引、女郎花、キリンソウと季節外れのアジサイも。ドクダミは異常に群生しています。
空き家になる前は丹精込めて育てられた草花が家主を楽しませた庭だったのでしょう。でも今、植物たちは陣取り合戦に勝ち誇るかのように咲き乱れて成長しています。その生命力には今更ながら敬服と脱帽です。
そんな風景の一隅を切り取って染めました。
画像:輪郭は画像処理をしてぼかしました。




夏のなごり
49回 2005/9/20(Tue)

夏のある日、衝動買いをした金魚模様の水盤にウオーターレタスを浮かせて、今年の夏は小さな清涼感を楽しみました。
でも、北海道の夏は必ずしも暑くなるとは限らないので、冷夏の夏に思うのは、明日は暑くなる?・・、明後日は暑くなるかも?・・、来週は暑くなって!・・、こんな期待を抱きつつ過している内に秋風が立つ。
季節に裏切られた〜〜〜!と、月日の消化不良の気分になるものです。
今年の夏は満足!満足!
加熱したロウが早ばやと冷えてしまうのでロウ引き作業をするには困難な季節になりましたが、水盤の水面を観ながら素直な気持ちで秋を迎えています。




色は無限
48回 2005/9/12(Mon)

虹色の7色を簡単に言うと空気中の水滴の中で太陽の白い光が屈折・反射する時に7色に見えるのです。
虹を絵で描くと基本色は3色の黄、青、ピンクと基本色との掛けあわせで7色になります。掛け合わせの色とはオレンジは黄+ピンク、緑は黄+青、赤は黄+ピンク、藤色はピンク+青
です。それぞれの色の濃淡で色数は無限に拡がります。
私のバティックも基本は黄色、ピンク、青の3色+黒です。エメラルドグリーとボルドーは特色を使用します。
バティックの色彩の特徴のひとつは重ね染めされた深い色ですから、基本の3色の濃淡を調節して2色、3色と重ねながらチャンティンで模様を加えると奥深い染めの布になります。
バティック作業は主にロウ引きと彩色ですから、そのどちらも私は大好きな作業です。インドネシアはなんと幸運な仕事を私に与えてくれた事でしょう、と思っています。
画像 : 教室で使用しているカラーチャートです。黄、ピンク、青の濃淡2色を掛け合わせた最小限の見本です。





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