ロウ画
72回 2006/4/3(Mon)

バティックは最初にロウ引きから始まります。
チャンティン作業の正確さが如実に表れたこの段階の布を私は「ロウ画」と呼んでいます。
ロウの色は加熱具合で違いますがアイボリーからチョコレートです。
彩色前のシンプルな状態がとても好きな私は一枚だけ額装をして飾っています。
また、「どのようにも染まるわよ!」とでも言っているかの様にも見えるのも好きです。
「チャンティン使いが上手くならなければバティックの制作
は出来ないよ。色とか構成はず〜とず〜と先の問題!」
と、留学先で教え込まれた言葉を思い出すために、このロウ画を飾っているのかも知れませんね。

あ〜ァ、もう5年もインドネシアに行っていないわ。
心身ともに初心に戻りたいな〜。

この日を最後に日記はブログにお引越しをします。
ブログにもお立ち寄り下さい。
http://batik.exblog.jp/




さくら
71回 2006/3/27(Mon)

南からさくら便りが北上してきました。
札幌はまだ1ヶ月先でしょう。
日常忙しくて周りの風景を見逃している方やお花に関心が薄い方もさくらの様子だけはお便りに添えてくれます。
特に男性からの桜便りは素直な嬉しさが行間からこぼれています。「公園のチューリップが咲きました」なんてゆめゆめ言葉には出してはくれないでしょう。
読む私の口元も微笑がこぼれます。
いいな〜、男性が身近な花の開花に関心を寄せる春は!
忙しい時は地面に近いところに目を据えるとか、木々の梢に目を転じると心が和らぐのだそうです。
日本中の日本人の心を優しくしてくれるさくらの季節、嬉しい!

さくらをモチーフにこれまでも何度も染めてみました。
でも、どこかで観たような絵の一部分のようだったり、風呂敷きや暖簾やレターセットのようで私のさくらはまだ完成していません。
さくらは様々な形や色で日本人である私のDNAにインプットされ過ぎなのでしょうね?

でも、やっぱり嬉しい、さくら!




再び無彩色
70回 2006/3/20(Mon)

日没が随分遅くなり春を感じてウキウキしていた今朝、また冬に逆戻りです。
ハニーサックルの枯れたツルにフンワリと積もった雪の様子は、かつて飛田の高山で観たことがある白い繭玉のよう。
冬に飽きた気持ちを察してくれたかの様に冬季終焉の雪の贈り物でしょうか?
美しい雪をありがとう、と、言っておきましょうか?
もう暫くは雪を楽しむ心の余裕が必要でした。




69回 2006/3/11(Sat)

先日、五輪真弓さんがTV番組で歌った「心の友」を聴きながら目頭がジワ〜、思わず涙ぐみました。
何故?
この歌を始めて聴いたのは21年前、8年振りに訪れた3度目のインドネシアでした。旧友達と成長した子供達の姿に時間の経過を実感して感激の再会でした。
その子供達が挨拶もそこそこに「ココロノトモ」を日本語で歌って欲しいと私にせがむのです。それも何十人もです!
日本人のマユミイツワが歌っている?知らない!早速買ったカセットの歌詞はインドネシア語。当時、日本でヒットした歌ではないのにインドネシア全島で大ヒットの渦にあったのです。
どこからか日本語歌詞を手に入れ、子供達は日本語で私はインドネシア語で無邪気に毎日歌いました。

あれから21年が過ぎました。
あの時に歌って〜!とせがんだ子供達はお母さんやお父さんに、不幸にも幼い子供を亡くしたり、離婚や家出で家族と断絶。事故や病気で無くなった人、人をあやめて刑に服している人も…。
「心の友」を聴いた途端に、無邪気だった子供達の面影が一気に甦り懐かしさが涙になったのでしょうか?
それとも…楽園・バリ島を現実に変えていった時のいたずらに?




凍れリンゴ
68回 2006/3/4(Sat)

「シバレ」と読みます。北海道東北一帯の方言で「こおる」の意味。
凍れリンゴジュースはTV番組からの受け売りですが美味しそうだったので即、私は実験!その作り方は簡単。凍れリンゴジュースの作り方をお教えしましょう。
リンゴを冷凍庫で一晩凍結後、常温で解凍します。リンゴの表面はまだカチカチですが30分ほど放置すると全体に白い霜が付き、さらに2時間程放置すると全体が濡れた状態になります。
指先で押すとテニスボールほどの弾力。実験結果、放置時間が長いほどジュースはたっぷり絞れるようですよ。
次に、縦半分に切ったリンゴを手の中に収めてギュ〜ギュ〜
と絞る。と、あらッ!柔らかな感触はまるでスポンジを絞っている様、ジュジュ・ジュジュ〜と出るジュースは目を疑うほど綺麗な琥珀色!
実に簡単、これで出来上がり。ちなみに絞りカスの果肉を食べてみると…、やっぱりスポンジのようでした(笑)。
朝、絞りたてを飲むためには前夜に冷凍庫から冷蔵庫に移すと放置時間は不要です。お試しください、ゴックン。





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